-4- 第337号  TokyuBunka Times  平成12年7月10日

中学高等学校

新入生の声

貴重な経験

1A 小笠原摩依

 入学してはや二か月。文化小の頃から慣れ親しんで釆た学園でしたが、入学当初は不安でとても緊張していました。幸いにも六年間一緒だった友達が沢山いるので、慣れるのには時間はかかりませんでした。
 入学前からの念願であった剣道部にも入部することが出来、入部後一か月ほどで、試合に出場することも出来ました。結果は負けてしまいましたが、貴重な経験をすることが出来ました。私は、この日を境に何かに向かって一生けんめいに頑張ることを覚えたように思います。そのことを教えてくれたのは剣道であり、顧問の先生や先輩が、私にチャンスを与えて下さったからだと思います。剣道とは「礼に始まり礼に終わる。」私は、日々の暮らしの中でもこの言葉を大切にし、また実践して行きたいと思います。


毎日が楽しい

1B 佐々木彰子

 四月に東京文化中学校に入学してから二か月がたちました。「友達はできるかな。」 と心配していたけれど、二、三日ですぐ友達ができました。先生方や先輩連など、わからないことなど親切に教えてくれました。
 私は、毎日が楽しくてしかたがありません。その中でも毎日あるクラブ活動。私が入ったクラブは、ダンス部です。理由は、踊ることが好きだからです。毎日練習をして基本のステップなどもできるようになり、とてもうれしいです。
これからも色々なダンスを先輩達や友達と踊っていきたいです。
 そもそも私がこの学校に入ったのは、あこがれていた先輩に一歩近づけると思ったのと、この学校のことをもっと知りたかったからです。本当にこの学校を選んで良かったと思っています。


高校生になって

4A 吹上 裕美

 私は中学生の時から東京文化学園に通っています。高校に進学して外部中学出身の人達とはクラスがわかれてしまいましたが、球技大会や遠足などで新しい友達が沢山できました。
 高校生になってやりたい事が沢山あります。一つは外国に行って英語の勉強をして友達を沢山作り、その国の文化などを学ぶことです。
二つ目は、私の尊敬する東京文化の先輩に一歩でも近づけるように毎日努力する事です。学習面でもあきらめずに最後までがんばりたいです。教科で特に好きなのは、音楽、体育、ダンスで私の夢に必要な教科です。それを中心に学んで行こうと思っています。
 陸上クラブに入り先輩とも仲良くしてもらっています。毎週二回コーチが釆てくれるので、とても楽しく充実した活動をしています。
 高校生になり大人にまた一歩近ずき、喜びと不安をもったこの時期は私にとってとても大切と思っています。四年生になって新たにした気持ちを忘れずに毎日を過ごしたいと思います。


日加をつなぐかけ橋

4B 湯本加奈子

 私の留学目標は、カナダの人々に日本の文化を少しでも伝えることです。私は日本の 「礼に始まり礼に終わる」などの、礼儀正しく潔い精神や、簡素でいて大変清澄な趣ある文化が大好きで、中学一年生の時から剣道・茶道クラブに所属しています。日本国有の文化というのは、本当に奥が深く素晴らしいものばかりです。私もごく一部しか知りませんが、カナダに竹刀を持って行ったり、お茶をたてたりして、精一杯私の愛する日本を伝えて釆たいです。
 そして日本文化を伝えるだけでなく、カナダの、日本とは違う素晴らしい文化・習慣などもたくさん吸収して釆たいと思います。互いの文化の相違、素晴らしさを理解し、それらを多くの方々に知ってもらいたいです。言葉の壁を越え、お互いのことをよく知り、認め合うということはとても大変なことだと思います。しかし、それだけの価値を十分秘めているので努力したいと思います。新渡戸先生のように大きく立派な太平洋のかけ橋を目指し、この留学を通して日加をつなぐ橋になれるように頑張りたいです。


新しい友達

4D 批田 愛美

 私は中学校からたった一人で東京文化高校に入学しました。クラスはもちろん、学年にも知っている人は一人もいなく、逆に私を知っている人も一人もいない、全く一からのスタートでした。期待も、もちろんありましたが、その倍ぐらいの不安がありました。例えば、授業についていけるか、中学校の時は無いに等しかった校則を、東京文化で守っていけるかなどですが、一番大きかったのはやはり、友達ができるかでした。
 私の中学校生活で一番の思い出は、三年生最後の合唱コンクールで優勝したことで、その優勝はクラスが一つになれたからだと今でも信じています。友人、友情の輪が広がった時の強さ、充実感はすばらしいものだと実感しました。
 私が東京文化に入学してもう二か月経ち、友達と呼ぶにふさわしい人達がたくさんできました。きっと今私がいるクラスでも、合唱発表会でみんなの心が一つになれば、優勝も夢ではないような気がしますし、その過程を大切にしたいと思います。


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