-1- 第344号  TokyuBunka Times  平成14年12月12日


“黒一点 アゲハ蝶”医学技術専門学校 学園祭にて
“黒一点 アゲハ蝶”医学技術専門学校 学園祭にて




ホームヘルパー講習会

ホームヘルパー講習会  短期大学では、生活学科の学生を主な対象としてホームヘルパー二級の資格取得のための講習が始まりました。新装なった介護実習室(九号館地下)での実習や、郊外での実習を含めて、130時間の講習が行われます。
 3月までに30人余のホームヘルパー二級の資格が与えられる予定です。
外部からも条件が合えば、参加することが出来ます。



介護福祉士の養成へ

 短期大学では、平成15年度から生活学科に新たに生活福祉専攻が加わって3専攻となり、福祉教育が始まることになりました。とくに介護福祉士資格を授与できるように、準備を進めています。新しい施設の一部は、すでにホームへルパーの講習でも使われています。
 また、短期大学は平成15年度から共学として出発します。すでに始まっている推薦入試やAO入試は、男女の受験者で進められています。



新渡戸先生関係シンポジウム

 さる11月16日(土)、本短期大学の新渡戸記念館で、「21世紀、日本の教育の再生を目指して−クラーク精神を想起しつつ−」のシンポジウムが約50名の出席者を集めて行われました。これは、本学園と北海道大学東京同窓会である社団法人東京エルム会との共催で開かれたものです。
 パネリストは、発言順に小川智瑞恵・東京女子大学講師、森本晴生・東京文化短期大学学長、堀越直子・東京文化中学高等学校教頭、福田一郎・東京女子大学名誉教授の4人で、東京エルム会理事の鳥山英雄・東京女子大学名誉教授の司会で進められました。
 今回のシンポジウムでは、明治以降の学校教育とクラーク博士が及ぼした影響、東京女子大学と東京文化学園での教育に新渡戸稲造先生の影響がどのように影響し、今に残っているかの比較がされました。来年は第2回を開きたいと関係者で話しています。



正宗得三郎の「讀書」岡山へ

 前号で紹介しましたように、本学園が所有する洋画家・正宗得三郎の油彩画「讀書」が府中市美術館に7月から9月まで出品されましたが、その後、正宗得三郎の出身地にある岡山県立美術館(岡山市)からも出品の要請がありました。これにより、特別展「正宗得三郎」(11月9日から12月8日まで)に出品されました。今年は正宗得三郎の没後40年にあたり、各地から集められた約120点の油彩や着彩などの作品の一つとして、岡山でも展示されました。
 有島武郎から本学園創立者・森本厚吉に贈られた美術品が各地に出品されることは、文化の展開として喜ばしいことです。

学園祭移動バス





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