-2- 第347号  TokyuBunka Times  平成15年12月12日

短期大学

男女共学初の学園祭

学園祭実行委員長 吉田奈央子


 今年の学園祭のテーマは、「文化搾り一気呑み麦芽100%」でした。
 今年は共学になり、生活福祉専攻が新設され、東京文化短期大学の新しいスタートになりました。今年のテーマ通り、男女が共に力をあわせ、東京文化短大を盛り上げ、100%活気ある学園祭になりました。
 学園祭準備では、学生達が積極的に取り組み、飾り付けや看板など、素晴らしい物が出来ました。
 学園祭では、学生の研究・実習内容の展示・ニュージーランド語学研修の様子の写真などもあり、短大全体で学園祭を作り上げました。
 今年で三年目となる屋台村では、クラブ・サークルで、カレーやクレープ、他の学園祭では食べる事の出来ないパンシチューやゴマ団子、タピオカミルクティーなどの屋台を出しました。

今年も好評の屋台村
今年も好評の屋台村
 東京文化短期大学の伝統のパウンドケーキは、学生達の気持ちがたくさん詰まった物が出来上がりました。今年も、たくさんの方がパウンドケーキを求めて、来て下さいました。「パウンドケーキはどこで買えますか?」「今年もパウンドケーキを楽しみにして来ました」などの声を聞く事が出来たので嬉しかったです。
 今年の短大の学園祭イベントは、本学園を卒業されたイルカさんの「イルカふるさとコンサート」が開催されました。今年は今までのイベントと違い、学園全体が一丸となって作り上げた大規模なイベントだったので、たくさんの方に来ていただけるかが心配でしたが、チケットも完売し、当日も早くから来ていただき開場前から並んで下さった方もいました。

 イベント前に、イルカさんにあいさつをした時に、イルカさんに「イベント名に“ふるさと”という言葉が入っていて嬉しかった」と言っていただきました。
 11月2日(日)午後5時開催された「イルカふるさとコンサート」は、イルカさんの「ただいま」という言葉から始まりました。全15曲を熱唱していただき、来て下さった方々にも、とても喜んでいただけました。
 コンサートを開催するにあたって、準備・リハーサル、何度やっても不安や心配が残り当日を迎えました。学園祭を通して、学生達の力は凄いと思いました。出来ないと言っているのではなく、やれば出来るという事を教えてもらいました。学生達だけではなく、先生方や来て下さった方々の協力があったからこそ、今年のイベントが大成功だったのだと実感しています。
 今年の学園祭実行委員長を務めさせていただき、本当に良かったです。たくさんの人に支えていただき、やりとげることが出来ました。そして、大きく成長する事も出来ました。皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。心より御礼申し上げます。



イルカふるさとコンサートを実施して

学園祭副実行委員長 高橋典子

 今年の短大学園祭イベントは、本学園の卒業生のイルカさんのコンサートを開きました。最初この話が決定した時、あまりの規模の大きさに戸惑いを隠しきれませんでした。約千枚のチケットが全部売れるか、座席は指定席にした方が良いのか、当日の観客の誘導はどの様に行うかなど、準備のことから当日のことまで考えれば考えるほど沢山の問題があげられ、私たちの力で果たしてこのコンサートを成功させることができるのか自信が持てず、不安な気持ちでいっぱいでした。それでも委員で話し合いを何度も行い、意見を出し合い、先生方とも相談しながら計画を綿密に立てて行きました。

イルカさんを囲んで

イルカさんを囲んで

 チケットは学生、保護者はもちろん同窓生の方々にも買って頂こうと、同窓会に協力を要請し、一万部近いチラシを送付しました。
 私たちが最も悩んだ事は、当日の椅子並べと観客の誘導でした。30分で千席を並べきれるのか、また観客を混乱なく速やかに会場させることができるか心配でした。そこで、事前に実行委員全員でリハーサルを行い、椅子並べから観客の整列、体育館に入場するまでの流れをリハーサルし、委員それぞれの配置の確認をしました。
 そして当日。椅子並べは厳しい条件の中、皆で協力し合い時間内に並べきることができ、観客の誘導も順調に進めることが出来ました。そして会場はほぼ満席になりコンサートは順調に進められ、大盛況のまま終了することができました。大きな失敗もなく無事終了することが出来たのは、実行委員や有志の学生、そして教職員の方々が力を合わせて頑張ったからだと思います。私が責任者として最後までやり遂げることが出来たのもいろんな人の支えがあったからだと思います。すごく大変でしたが、今年のイベント運営に関わることができて良かったです。イベントに協力して下さった皆様本当に感謝しています。
 そしてイルカさん、すてきなコンサートを有り難うございました。


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