-8- 第350号  TokyuBunka Times  平成16年12月 日

ルネッサンス80プロジェクト
幼稚園

ゆきうさぎ ようちえんだより ゆきうさぎ

新渡戸祭プレイデー

 ♪さよなら さよなら
  きいろいちょうちょ
イチョウの葉ヒラヒラヒラヒラ
  舞いながら 秋だ秋だと
          うたってる

 今年は暖かな秋となり、園庭のハナミズキやイチョウの葉もゆっくりと色づいてきました。
「先生、きれいでしょ?」
 子供たちは葉っぱをあつめて落ち葉の花束づくりをたのしんでいます。

 今年度より『新渡戸祭』と名前を改められた文化祭は幼稚園では「プレイデー」と名づけられてから十五年ほどの歳月が流れています。
 東京文化学園の学園祭の一環として行われていた幼稚園の催しを、子ども達が楽しく、一日を過ごせるような集いの場になるようにと、当時のお母様方の提案から「プレイデー」が始められました。

Photo  毎年、プレイデー委員となったお母様方がアイディアを出し合って、色々なゲームコーナーや、その景品が考えられています。
 物の豊かな時代に育った子ども達は、欲しいと思ったものは、お金を出せば簡単に手に入れることが出来ますが、東京文化幼稚園に通う子ども達には、手作りの心のこもった温もりのある玩具で、楽しめるようにしたいとのお母様方の思いから、ゲームの景品も家庭にある牛乳パック、プラスチックのトレイやラップ、ホイルの芯材などを利用した手づくりの品物で、お母様方の愛情のたくさん詰まった品物は、子ども達には高価な宝ものにも代えられない素敵なものばかりです。


Photo  今年度もプレイデー委員のお母様方が中心となり春から準備を進められ、当日は心配された天候も、お天気に恵まれて、秋晴れの暖かな楽しい一日となりました。
 保育室には、園児たちが製作した作品や、お母様方の刺繍やフラワーデザイン教室の作品も飾られました。
 幼稚園にとって嬉しいことは、卒園生が久しぶりにあそびにきてくれることです。一、二年生は、すこし大きくなった子ども達が学校の様子を報告してくれたり、もう立派なお父様やお母様になって、昔を懐かしんで訪れてくださる卒園生。
 久しぶりの出会いがある十一月三日は、楽しさ、懐かしさを感じるすてきなひとときとなっています。

(豆鞘 美砂子)





同窓会

「新渡戸祭」に参加して

 東京文化学園は、まもなく創立八十周年を迎えます。
 本年度から永年の文化祭を、創立者、森本厚吉・初代校長、新渡戸稲造の偉勲をたたえ、建学の精神を永遠に継承する証として、「新渡戸祭」と改められました。
 同窓会は、紺色にエンジ色の「同窓会」と刺繍された揃いのエプロンを着用し、会長始め、役員と動員された同窓生が二日間新渡戸祭に参加しました。
 恒例十一月二、三日と日時が決められているため、今年も何年ぶりかで、アメリカから帰国した短大五期生が、友人同士誘い合わせて来校されたり、会長の同期生は、クラス会を開催、山形県支部長を始め数名参加して、一時を楽しまれたり、経専の二期生、日本女性弁護士になられた、故中田正子先生のお嬢様、御姉妹二人、小学校の同級生で作家、浅田次郎氏と喫茶室で歓談し一時を過ごされ賑わいました。
 同窓会室では、恒例の卒業生それぞれの力作、書道、写真、生花、フラワーアレンジメント、絵付け、ビーズ等を展示。

多数の方から寄贈品

 各校の役割は、
 多忙の日々の間、各幹事長を中心に連絡を取り合い、終始なごやかな楽しい二日間を過ごすことが出来、学園のために何かしようと言う気持ちになったことは大きな収穫と思います。同じ学校で学んだという縁を機に、なおかつ母校の発展を願っての同窓会、会長を始め、役員の方々に寄る日頃の努力、益々の発展を心より祈りたいと思います。




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