卒業生コーナー

韓国で大活躍(女優:笛木優子さん)

ユミンのコリア便り

笛木優子(ふえき・ゆうこ:高校H.10卒)
 私は高校の3年間を東京文化で過ごしました。今思い出してもとても充実した3年間でした。
 私はバスケ部に入部しました。その練習と言えば、本当に厳しくていつも死にそうになって練習したことを覚えています。私は演技のレッスンを受けたくて5年生(高2)の夏に退部してしまいましたが、今思えば学生時代でしか味わえない経験だから続けておけば良かったと後悔しています。
 私が何より好きだったのが、合唱コンクール、創作ダンスでした。形にするまでは本当に大変な作業ですが、完成したときの喜びは素晴らしいものでした。みんなで力を合わせて一つのものを作り上げると言うことは今の私の仕事にも繋がっています。
 そして、文化の生徒を愛する先生方と、友達です。私達は先生方とも仲が良かったし、毎日ふざけあってたくさんのいい思い出があります。たくさんケンカもしたけどいっぱい笑って、今では一生の友達となっています。卒業した今でもみんなで集まっては、「あの頃は楽しかったね」と言っています。
 外国で一人暮らす今、仕事で辛いことがあっても文化の思い出が励みとなり、あの辛い合宿に耐えられたのだからと忍耐力につながっています。
 今でも刺激しあい、尊敬できる素晴らしい友人に出会えたのも東京文化だったから。
 東京文化の生徒だったんだという誇りを忘れず「韓国映画」に出る夢を実現させたいです。

東京文化中学高等学校・中高便り:寄稿から
笛木優子
・ 笛木優子ホームページ
平成9年度高等学校卒業生。
フジテレビドラマ「女子アナ」等に出演。「ホタル」で映画デビュー。
韓国映画に憧れて、22歳で単身韓国に渡り、オーディションを受けて連続ドラマのヒロインに抜擢、韓国MBCのドラマ「ウリジップ(我が家)」に主演。
芸名「ユミン」としてドラマ、CMで大活躍し、女性雑誌の表紙を飾るなど、現在韓国でもっとも有名な日本人女優。
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ユミンのコリア便り
韓国では芸名「ユミン」として大人気の笛木優子さんは
「ユミンのコリア便り」と題して、
スポーツニッポン紙で
毎週日曜コラムを連載中です。


スポーツニッポン
2003.1.12.発行分
(禁無断転載)




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