-4- 第350号  TokyuBunka Times  平成16年12月10日

ルネッサンス80プロジェクト
医学技術専門学校

新渡戸祭を終えて

学友会副会長 2年 中村 信之

Photo  今年の新渡戸祭は一言で言えば「すごい!」でした。何がすごいかというと、まずは仮装カラオケ、例年になく個性的で見る人を飽きさせない「ここまでやるの!?」という、何かふっ切れた、そんなものを感じさせるものでした。実際やっている人の目も生き生きしていて、見る側も見せる側も両方楽しめた欲張りなイベントだったと思います。次に展示・模擬店なども良く工夫されていて医技の学生らしい仕上がりだったと思います。各研究班の研究テーマは「乳癌」「白血病」「貧血」など八つの展示があり細かいことまでよく調べられ、それでいて良くまとまっているので、医学に関する最近の興味深い内容を一般の方々も理解しやすかったと思いました。

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名物仮装カラオケのステージ

模擬店のほうは一見手抜き?と思われるものでも実は奥が深い商売上手なものばかりでした。その他さまざまなイベントを含めすべてにおいて創意工夫がなされているところはさすが医技の学生だと思ったし、これからも残していく価値のあるものだと思いました。それと同時に新渡戸祭が医技の基本理念である「学生主体(自主自立)」が目に見える形で現れる行事のひとつであること、そしてその基本理念がしっかりと根付いていることを改めて実感しました。
 このように今年の新渡戸祭は今までにないくらい僕にたくさんのものを与えてくれました。でもそれは僕だけじゃないと思います。とくに二年生は新渡戸祭の中心であり各研究班の班長をはじめその他さまざまな係の責任者として皆をまとめることで、これまでにない何かを得たり感じたりした人が多かったと思うし、三年生は学園生活最後の行事、一年生は初めての新渡戸祭ということで皆色々なことを思い、感じたと思います、僕について言えば先に述べたことだけでなく、学友会役員として新渡戸祭の企画運営を任され、責任の重大さや皆をまとめることの難しさ、仲間との信頼関係などさまざまなものを学びました。最初はやらなければならないことの多さや何から手をつけていいのか分からない困惑で毎日が不安の連続でしたが、無事に新渡戸祭を終えることができたときの達成感は言葉ではうまく表せないほどすばらしいものでした。でもそれは僕たちのために遅くまで残って下さった先生方、困ったときに適切なアドバイスを与えて下さった先輩方、協力してくれた友達抜きではなし得なかったものであり、その方々への感謝はしてもし尽くせないほどです。この場をお借りて改めてお礼と感謝を申し上げます。


国際医療協力セミナーに参加して

1年加藤 美葉

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2列目左から3人目が筆者

 今年の8月9日から11日までの間、私は長野メルパルクで行われた国際医療協力セミナーに参加しました。将来海外での医療援助活動に参加をしたいと考えていたので、このセミナーをその目的に一歩近づけるために利用したかったからです。
 実際に参加してみて、得たことはとても多かったです。世界各国から集まった方から意見を聞くことができました。海外からきた方の中に、バトさんというモンゴル人の方がいました。モンゴルにはまだ十分に医療が広まっておらず、医療従事者の教育施設も無いそうです。バトさんは日本で医学を学んだあと、モンゴルで自らその教育施設を創設するためのきっかけとして、このセミナーに参加したそうです。自国のために医療を広めようというバトさんの強い信念に感銘を受けました。
 また、参加者の方達はそれぞれ専門とする分野が様々なことに驚きました。国際協力とは医療の面に止まらず、心理学や栄養学などの多方面から行うということがわかりました。それと同時に、一人きりでするものではなく、チームで連携して行うものだと考えさせられました。
 参加した方は確かにみな素晴らしい方ばかりでした。物事を自分と違った面から客観的に見ることができ、専門的な知識も豊富で驚かされるばかりでした。しかし使う言葉は違えど、同じ考えを持ってる方もいて、うれしい反面自分の表現能力の未熟さを痛感しました。また、今回参加した日本人はどの方も海外に行っていたり、ボランティアをした経験のある方がほとんどでした。物事を正確に知り、考え、行動するという、この一貫した行動様式を私も見習いたいと思いました。
 独立行政法人・国際協力機構(JAICA)で実際に海外協力をしてた先生の講演もありました。実際の現場の状況、協力によって変わったこと・変えられなかったことなど、いった人でないとわからない様々なことを話してくださいました。技術や機会の使い方を教えるのに、地元の人々との協力が一番大事だとわかりました。地元の人とのコミュニケーションを通して初めて現地に根づいた医療協力ができるのだと知りました。
 今自分ができることは何かを考え、小さな事から努力していきたいです。このセミナーで得た多くのものを生かし、これから医療人となる自分の糧にしていきたいと思いました。


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