-7- 第359号 TokyuBunka Times 平成19年12月12日

2008年4月から、学校法人 東京文化学園は学校法人 新渡戸文化学園に変ります。


ルネッサンス80プロジェクト
幼稚園

ゆきうさぎ ようちえんだより ゆきうさぎ

幼稚園のお誕生日
プレイデー

主任 豆鞘美砂子

 園庭のハナミズキやイチョウの葉が赤や黄色に色づき、秋から冬へと移り変わる自然界の美しさを感じさせる季節となりました。
 「せんせいおみやげ!」と登園のときにきれいな葉っぱや木の実を持って登園してくる子どもたちです。
 木の実を使ってお人形作りや葉っぱの製作など、秋の自然の恵みを下さった神様に感謝しながら秋を満喫しています。
 一年中で一番美しいこの時期に子ども達は充実したときを過ごしています。
 年少組は、ひとりで遊ぶことからお友達といしょに遊ぶ楽しさがわかり、鬼ごっこなど集団遊びが楽しめるようになりました。
 「先生、みててね。」年長組や年中は、園庭の登り棒や運梯、鉄棒に取り組んでいます。
 毎日欠かさずに練習した成果が見られ、日増しに上達していく様子を見ていると子どもの見えない力を感じます。

秋の味覚に喜ぶ園児たち
▲秋の味覚に喜ぶ園児たち


 この秋、東京文化学園は創立八十周年を迎えましたが、幼稚園でも、創立記念の礼拝を行いました。
 「幼稚園にも皆と同じようにお誕生日があります。もう八十歳になるのよ。」と話すと、子ども達は、自分のお誕生日と照らし合わせながら「へー!もう八十歳なの?」「おじいちゃまよりもずーっと年をとっているんだねえ」とそれぞれが学園の長い歴史を子供なりに理解したようでした。
 毎年、創立記念日のころ、礼拝で、新渡戸稲造先生や森本厚吉先生にちなんだ話を子ども達に話していますが、今年も新渡戸先生とキャラメルについてのお話をしました。
 子どもが大好きでいらした新渡戸先生は、こどもの姿を見つけると、一緒にお話をすることが楽しみでした。
 ポケットの中にはいつもキャラメルをしのばせて、子ども達にキャラメルを分けて下さったそうです。
 今年は、創立八十周年ということで、新渡戸先生のエピソードにちなんだキャラメルを子ども達に記念に配られました。

プレイデー

 11月3日に恒例の渡戸祭・プレイデーが行われました。
 プレイデー委員が中心となり、お母様方全員のご協力で当日は、盛会のうちに終了しました。
 今年は、大学生になって訪ねてきて下さったり、お母様になって来園して下さるなど懐かしい卒園生が沢山訪ねて下さいました。


楽しい一日・プレイデー

東京文化幼稚園母の会 りす組 二階堂田鶴子

 11月3日、今年も東京文化学園の新渡戸祭が開催される中、幼稚園のプレイデーが晴天のもと行われました。
 私自身は二年前に入園許可を頂いて娘とわくわく、どきどきしながら参加したのが初めての“プレイデー”でした。その日は受付でまずいただいた手作りのかわいらしい“合格おめでとうメダル”に感激をし、楽しく過ごせました。
 今年はそのプレイデーの責任者になり、無事にプレイデーを開催できるのかプレッシャーを感じながらのスタートでもありました。
 準備を進めるにあたりわからないことも多くありましたが、そんなとまどいや不安を解消させてくださったのは、小さなことでも快く相談に乗ってくださった先生方やお母様方で、本当に沢山助けていただきました。
 4月からの準備期間の後迎えたプレイデー当日は、朝早くから並んだ方も多くいらっしゃいました。「毎年楽しみにきているわよ!」と声をかけてくださる近隣の方、「お店屋さんで買いたいものがあるから早く来たの〜」と嬉しそうに待っている子どもたち、付き添いのご家族の方達でいっぱいでした。
 いよいよ開場してからは、それぞれが思い思いのコーナーへ、今年もお母様・お父様の手作り作品やおもちゃは大好評で、ご来場いただいた皆さんに喜んでいただいたようです。ちょっと大きくなって恥ずかしそうに、でもお友達や先生と再会して懐かしい幼稚園を楽しそうに見てまわっている小学生の姿や、二年前の自分たち親子を思い出すような来年度入学予定の方達など、沢山の笑顔に囲まれて終えることができたように思います。
 母の会などで先生方がよくお話ししてくださる「東京文化家族」の言葉どおり、学園の皆様、園長先生をはじめとする幼稚園の先生方、在園、卒園のご家庭の皆様の沢山の暖かいご協力のもと「楽しい一日・プレイデー」が無事終わられたことを心から感謝申し上げます。
 ありがとうございました。


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